2008年01月18日
巳待講

本日は巳待講。11時に弁天さんに集合。漁協組合長 西伊豆町町長代理 浜 柴両区長 仲買人 漁協理事
漁協役員さん 等集まる。神主さんに祝詞をあげてもらい玉串をささげ 弁天さんに御神酒を捧げる。
何回も巳待講7に出ているが今回初めて祝詞の内容に耳を傾けた。全部は分からなかったが
大網 小網に魚が入るように 逃げないように 網が破けないように 釣り糸に魚がかかるように
糸が絡まないように 針から魚が外れないように等が聞き取れた。 この祝詞は先祖代々伝わっている物を
壊さないように今の神主さんがアレンジしているそうだ。何カ所かある神社の中でここの弁天さんの祝詞が
一番長いそうだ。式の最後に神主さんからお話が有った。今回は一番に皆様の健康を祈りました。ということだった。
なにをやるにしてもまず、健康。次が家庭円満。そして仕事。なるほど。
宇久須の中に神社仏閣が以上に多い理由も聞いてみた。一つの説として昔は養蚕等が盛んで郷士が多かったのでは
ないかということだった。つまり金持ちが多く自分で神社を祭ったのではないかということだった。
じじつ大久須の別所神社は以前はI氏が自分で神主をやっていたし、深田の高根神社は丸協組が祭っている。
一つの説である。もともと弁天さんは水の神だったのだが ここでは海上安全 豊漁祈願の神様になっている。
巳待講を単独でやっているのはこの辺ではここだけではないかということだった。
安良里は他の祭典と一緒にやっているので巳待講という言葉を聞かないそうだ。
ちなみに山の神講は浜柴では10年くらい前に無くなったが大久須とか神田では今でもやっているという。
巳つまり蛇は弁天さんの神使。だから巳の日に弁天さんのお祭り巳待講を行うという。
ここの弁天さんの御利益はなんだろう。海上安全 豊漁祈願はもちろんであるが、伝わる伝説から考えるに
夫婦円満 しいては家族円満ではないだろうか。由来は面倒でも私の過去のブログを見てください。
Posted by カネジョウ at 21:01│Comments(0)
│西伊豆歳時記