2008年09月29日
土台

山の中に残るなにかの土台。送電線かと思いましたがどうもちゃちな気がしました。
東電の鉄塔ならもう少し頑丈に作るのでは。
そうなるとなんだろうか。思いあたたったのが某工場のケーブルカーの鉄塔。
私が幼稚園の頃の思い出です。その当時幼稚園は浜地区の慈眼寺
先生は先頃亡くなった城福寺のおばさん。幼稚園のお昼寝の時間
お寺の窓から珪石を運ぶケーブルカーを見ながら眠りにつきました。
お昼寝から目が覚めるとあんパンと牛乳が用意されていて
それもケーブルカーのゆっくりした動きを見ながら食べました。
小学生の頃まではケーブルカーはありました。その後はダンプカーで珪石を運びました。
位置から見てそのケーブルカーの鉄塔でしょう。平地の土台はすぐに撤去されたのでしょうが
山の中では鉄だけ処理して土台はそのまま放置されたのでしょう。
その工場も船積みは12月いっぱいで終了。この8月にはかなりの人がリストラされたと聞きます。
ひとつの時代の終了でしょうか。
Posted by カネジョウ at 22:11│Comments(0)
│西伊豆歳時記