2010年03月30日
やいかがし その2
芝地区のやいかがし
以前節分の時に焼いた鰯を玄関先に竹でさして飾り
魔除けにしたという話を書きました。
やいかがし と言います。
そしてそれは浜区と芝区のことで入谷地区ではやっていなかったと
書きました。
そしたら芝区の古老が芝区は違うと言いました。
その話を書きます。
芝地区の古老の話だと芝地区のやいかがしは
いわしでは無くさんまを使ったという。
昔 この辺の漁師は紀州まで出かけ
向こうに泊まり込みで夏さんまを捕ったという。
漁法は流し網漁 網の位置を知るために
一メートル四方の板を網に付けその上に
ランプを乗せたと古老は言う。朝になると
若者はすすで汚れたランプのホヤを磨くのが
仕事だったという。この漁師さん捕ったさんまの一部を
持ち帰り地元の人たちにおかずとして分けたという。
もちろん販売もしただろう。どうやって保存して
持ってきたのだろうという質問に塩漬けではないかと答えた。
夏の物を正月まで取っておいて、正月に三枚におろして
切り身にして神様に供えた。その後はほうろく鍋で煎って
食べたという。そういうわけでサンマの頭が残る。
それを節分の時に使うわけである。
今は芝地区でも柊を植えてある所はほとんど無い。
それは使わなくなったからこいだだけ。
昔は皆植えて有ったという。
割り箸の割れている方でサンマの頭挟んで
反対側は鋭く削って刺す。頭はどちらが上でも
良いそうだ。サンマが手に入らない人は
鰯を使ったという。
聞いてみると色々な話が出てきます。
以前節分の時に焼いた鰯を玄関先に竹でさして飾り
魔除けにしたという話を書きました。
やいかがし と言います。
そしてそれは浜区と芝区のことで入谷地区ではやっていなかったと
書きました。
そしたら芝区の古老が芝区は違うと言いました。
その話を書きます。
芝地区の古老の話だと芝地区のやいかがしは
いわしでは無くさんまを使ったという。
昔 この辺の漁師は紀州まで出かけ
向こうに泊まり込みで夏さんまを捕ったという。
漁法は流し網漁 網の位置を知るために
一メートル四方の板を網に付けその上に
ランプを乗せたと古老は言う。朝になると
若者はすすで汚れたランプのホヤを磨くのが
仕事だったという。この漁師さん捕ったさんまの一部を
持ち帰り地元の人たちにおかずとして分けたという。
もちろん販売もしただろう。どうやって保存して
持ってきたのだろうという質問に塩漬けではないかと答えた。
夏の物を正月まで取っておいて、正月に三枚におろして
切り身にして神様に供えた。その後はほうろく鍋で煎って
食べたという。そういうわけでサンマの頭が残る。
それを節分の時に使うわけである。
今は芝地区でも柊を植えてある所はほとんど無い。
それは使わなくなったからこいだだけ。
昔は皆植えて有ったという。
割り箸の割れている方でサンマの頭挟んで
反対側は鋭く削って刺す。頭はどちらが上でも
良いそうだ。サンマが手に入らない人は
鰯を使ったという。
聞いてみると色々な話が出てきます。
Posted by カネジョウ at 21:34│Comments(0)
│郷土研究